尼神インターは、誠子と渚の女性お笑いコンビで、吉本興業に所属しています。
2017年には上方漫才協会大賞の話題賞を受賞するなど、一時期は人気が急上昇しました。
しかし、近年はテレビで見かける機会が減り、ネットでは「消えた」という声が多く聞かれます。
また、2人の仲が悪いという噂もあり、解散の危機にあるのではないかと心配されています。
そこで、この記事では尼神インターが消えた理由と現在の活動について調べてみました。
尼神インターとは
尼神インターは、吉本興業に所属する女性お笑いコンビです。メンバーはボケ担当の誠子とツッコミ担当の渚で、2007年に結成しました。
コンビ名は、2人の出身地である兵庫県の尼崎と神戸の頭文字を取って付けました。
尼神インターは、ブスな誠子がぶりっ子や良い女を演じ、それに渚がツッコむというスタイルの漫才が特徴です。
また、渚が男役を演じることも多く、痛い女とヤンキーのコントラストが面白さを引き立てています。
尼神インターが消えた理由
尼神インターがテレビから姿を消した理由には、いくつかの要因が考えられます。以下に、その一部を紹介します。
①容姿いじりが世間の空気に合わなくなったから
尼神インターのネタの中で、誠子の容姿をいじるものが多くありました。これは、彼女たちの魅力の一つでもありましたが、近年は容姿いじりに対して厳しい声が多くなりました。
容姿いじりについては、誠子よりも渚のほうが敏感だったようで、「ブス」という発言を辞めたり、バシバシ叩くツッコミも早くに辞めたりしたそうです。
誠子も渚も、容姿いじりをすることで、人を笑顔にするのが目標だったのですが、少しでも不快な思いをすることは違うと感じたそうです。
容姿いじりを控えることで、以前とは違うネタ作りをする必要がありましたが、それがテレビに出演する機会を減らす一因になったとも言われています。
➁誠子が痩せて綺麗になったから
尼神インターは、ブスな誠子がぶりっ子や良い女を演じるというネタが定番でしたが、近年は誠子が痩せて美人になったことで、そのネタが成り立たなくなりました。
誠子は、自分の容姿にコンプレックスを持っていたこともあり、ダイエットに励んで見事にスリムになりました。しかし、それが逆にネタに影響を与えてしまったとも言われています。
誠子が美人になったことで、ぶりっ子や良い女を演じるというネタが面白くなくなったり、逆に不快に感じられたりするようになったとも言われています。
誠子と渚は、新しい芸風に対応するために、ネタ作りを変えたり、コントやショートコントに挑戦したりしましたが、それがテレビに受け入れられなかったとも言われています。
③テレビの需要が減った
尼神インターがテレビから姿を消した理由の一つに、テレビの需要が減ったことも挙げられます。
近年は、テレビよりもインターネットやSNSなどのメディアが主流になってきています。 そのため、テレビに出演する芸人やタレントの数も減ってきています。
尼神インターは、テレビに出演することが少なくなったことで、視聴者の記憶からも薄れてしまったとも言われています。
④尼神インターの渚が大工に戻ったから?
尼神インターの渚は、お笑い芸人になる前に大工の見習いをしていたことがあります。
そのことを知ったファンからは、「大工に戻ったの?」という質問がよく寄せられるそうです。
しかし、渚は大工に戻ったわけではありません。大工の見習いをしていたのは、お笑い芸人になるために上京する前のことで、お笑い芸人になってからは一切大工の仕事をしていません。
では、なぜ渚は大工の見習いをしていたのでしょうか?渚は、高校卒業後に就職した会社をすぐに辞めてしまい、その後はフリーターとして色々なバイトをしていました。 その中には、大工の見習いも含まれていたのです。
渚は、大工の見習いをしていたことについて、「大工の仕事は好きだったけど、お笑い芸人になりたくてやめた」と話しています。
渚は、お笑い芸人になるために、大工の見習いを辞めて上京し、吉本総合芸能学院(NSC)に入学しました。
渚の大工という趣味
渚は、大工の見習いをしていたことからもわかるように、手先が器用で、物作りが好きなようです。
実は、渚には意外な趣味があります。それは、「木工」です。
渚は、自宅に木工用の道具や材料を揃えて、様々なものを作っています。
例えば、テーブルや椅子、棚やハンガー、時計や額縁などです。渚は、自分で作ったものを自宅で使ったり、友人や家族にプレゼントしたりしています。
渚は、木工について、「お笑いとは違って、自分のペースで作れるのが楽しい」と話しています。また、「木のぬくもりや香りが好きで、作る過程も癒される」とも話しています。
渚は、木工の作品を自身のSNSにも度々投稿しており、ファンからは「すごい」「かわいい」「素敵」といったコメントが寄せられています。
渚は、木工の作品を見てくれた人に喜んでもらえることが嬉しいと話しています。
尼神インターの現在の活動
出典元:https://mdpr.jp/news/1982886
尼神インターが消えたと言われていますが、実際には消えたわけではありません。彼女たちは現在も精力的に活動を続けています。
①コンビとしての活動
テレビでの出演は減っていますが、単独ライブや劇場の仕事などで漫才を披露しています 。
彼女たちは芸風や容姿に関係なく、人を笑わせることが好きで、漫才は常に進化させなくてはいけないと考えています。
➁ピンでの活動
また、ピンでの活動も増えており、渚はBS吉本にレギュラーで出演していたり、誠子はドラマなどに出演していたりしています 。
渚は「ピンでやっていることはコンビに還元される」と語っており、誠子も「ピンでやっていることは自分の成長につながる」と語っています 。
2人ともコンビを大切にしながら、自分の個性を発揮しています 。
尼神インターの不仲説は本当?
出典元:https://popnroll.tv/articles/2105/images/14122
尼神インターの2人は、ネットでたびたび「不仲」という声が挙がっています。その真相について気になるファンは多いでしょう。
また、過去には不仲についてテレビ番組内でも言及されたことがあります。
不仲である可能性は高いのでしょうか?
実は、尼神インターの2人は、結成してから一度も喧嘩をしたことがなく、不仲ではないと話しています。
結成当初は友達というような仲だったのですが、今は友達という感覚ではなくチームとして仕事を共有している感じだそうです。
では、なぜ不仲と言われるのでしょうか?その理由の一つに、2人が目を合わせないということが挙げられます。
これは本人たちも認めている事実で、なぜ目を合わさなくなったのかはわかっていませんが、最初から目を合わさなかったわけではないようです。
もう一つの理由に、2人のキャラクターの違いが挙げられます。 誠子は明るくて社交的で、人と仲良くなるのが得意です。
渚は見た目の雰囲気とは違って繊細で、自分に自信がないそうです。
そのため、誠子は渚に気を使って、嫌な思いをしているんじゃないかと心配するようになったそうです。
また、2人はプライベートでの交流がほとんどないということも不仲と言われる理由の一つです。 2人は仕事以外ではほとんど連絡を取らないし、遊びに行くこともないそうです。
しかし、これは2人の性格や仕事のスタイルに合っているということで、不仲というわけではないそうです。
尼神インターの仲の良さを証明するエピソード
出典元:https://woman-type.jp/wt/feature/9839/
尼神インターの2人は、仲が良いことを証明するエピソードがたくさんあります。以下は、その一部を紹介します。
- 結成当初は友達という感覚だったが、今は家族という感覚になったと話している。
- 2人ともお互いにコンビを組んでよかったと思っている。
- 渚は誠子のことを「自分の中では不細工な誠子が輝いて見えた」と言っているが、これは渚なりの愛情表現である。
- 誠子は渚のことを「見た目がヤンキーなので断れなかった」と言っているが、これは誠子なりのツンデレである。
- 渚は誠子に対して繊細で、自分に自信がないからと誠子が嫌な思いをしているんじゃないかと気を使っている。
- 誠子は渚に対して優しくて、渚のことを気遣っている。
- 2人ともお互いがお互いにとって大切で必要な存在であると感じている。
以上のように、尼神インターの2人は、ネットやテレビで「不仲」と言われることがありますが、実際には仲が良すぎるくらいで、お互いに信頼し合っています。
尼神インターの現在の活動と今後の展望
出典元:https://www.lmaga.jp/news/2017/09/29415/
尼神インターの現在の活動と今後の展望は以下の通りです。
- 現在の活動
尼神インターは、不仲の噂にも関わらず解散せずに活動を続けています。ネタ作りは誠子が担当し、渚はネタ作りには協力していないとのことです。また、近年は容姿をいじるネタを控え、漫才のスタイルを進化させているようです。 - 今後の展望
コンビとしての活動はもちろん、個々の仕事も増えており、テレビやライブなどでの活動が期待されています。特に渚は、個人としての仕事が多くなっており、コンビのスタンスについても自由にやって尊重するという姿勢を示しています。 - 漫才スタイル
彼女たちの漫才は、渚が男役を演じることが多く、男女の設定で役に入るのが特徴です。漫才やコントを行うこともありますが、基本的には漫才が中心です。
尼神インターの今後の新しい活動や進化した漫才スタイルに期待したいですね。